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2024/06/06

分野の壁をときほぐす「越境者」の思考法に迫る|CFD-001(後編):筧康明&戸村朝子

分野の壁をときほぐす「越境者」の思考法に迫る|CFD-001(後編):筧康明&戸村朝子 「越境的未来共創社会連携講座」(通称: Creative Futurists Initiative)は、教育活動と研究活動で構成される。前者のアプローチの一つとして2024年4月に始動した「Creative Futurists Dialogues」の第一回目レポートの後編をお届けする。登壇した筧康明教授とソニーグループ・戸村朝子氏に加え、東京大学、ソニーグループからの参加者も加わり、「越境の先の価値創造」という難しいチャレンジに今現在向き合う中で感じている、課題や疑問について対話が繰り広げられた。異なる分野の壁を溶きほぐし、乗り越え、さらには新たな分野をつくり…、第一線に立つからこそ見えてくる、彼ら彼女らのリアルな問題意識とは何か?(※) 記事中の所属・役職等は取材当時のものTEXT: Nanami Sudo PHOTOGRAPH: Yasuaki Kakehi Laboratory PRODUCTION: VOLOCITEE Inc.目次: 孤独からはじまる新しい取り組みに周囲をいかに巻き込むか 続けるために変わるという態度 「先鋭・先端」とは何か? を疑ってみる 主観と客観を行き来して美意識を育む 自分の中の「見えていない部分」に光を当てる 越境のマインドセットは反論に耳を傾けること 全員がプレーヤー。運動体としての「CFI」…
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2024/02/22

科学とデザインの実験室から|山中俊治

科学とデザインの実験室から|山中俊治 文理融合の研究と、アートやデザインなどの表現を実践する大学院、情報学環を中心とする東京大学、および「クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす。」を存在意義に掲げるソニーグループが連携し「越境的未来共創社会連携講座」(通称: Creative Futurists Initiative)をスタートさせました。同講座は社会を批判的に読み解き、アートとデザイン、そして工学のアプローチによって問題提起・課題解決を行う人材を育成することを目的としています。 2024年2月22日(木) に東京大学情報学環・福武ホールで開催された同講座の設立記念シンポジウムで、山中俊治(東京大学 特別教授)が基調講演を行いました。(※) 記事中の所属・役職等は取材当時のものTEXT: Akihiko Mori PHOTOGRAPH: Timothée Lambrecq PRODUCTION: VOLOCITEE Inc.目次: 科学とデザインにおける越境 Cyclops Morph Hallucigenia Project Ridroid CanguRo RULO…
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2024/02/22

越境し行動するための研究と実践「Act Beyond Borders」|北野宏明

越境し行動するための研究と実践「Act Beyond Borders」|北野宏明 文理融合の研究と、アートやデザインなどの表現を実践する大学院、情報学環を中心とする東京大学、および「クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす。」を存在意義に掲げるソニーグループが連携し「越境的未来共創社会連携講座」(通称: Creative Futurists Initiative)をスタートさせました。同講座は社会を批判的に読み解き、アートとデザイン、そして工学のアプローチによって問題提起・課題解決を行う人材を育成することを目的としています。 2024年2月22日(木) に東京大学情報学環・福武ホールで開催された同講座の設立記念シンポジウムで、北野宏明(ソニーグループ株式会社 執行役専務兼CTO)が基調講演を行いました。 (※) 記事中の所属・役職等は取材当時のものTEXT: Akihiko Mori PHOTOGRAPH: Timothée Lambrecq PRODUCTION: VOLOCITEE Inc.目次: 行動し、人間の想像を拡張する 越境し、行動する研究所・ソニーCSL 行動し、人間の想像を拡張する筧:ソニーグループ株式会社 執行役専務兼CTOの北野宏明様から基調講演をいただきます。北野様は、多様な事業から成るソニーグループのR&Dを指揮され、株式会社ソニーリサーチ代表取締役CEOおよび株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所(ソニーCSL)の代表取締役社長も務められています。カーネギーメロン大学で大規模データ駆動型AIシステムを超並列計算モデルで構築する研究に取り組み、国際人工知能学会のComputers and…
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2024/01/12

テクノロジーはバイアスを解決できるのか?|『TECH BIAS -テクノロジーはバイアスを解決できるのか?』トークイベント:全体レポート

テクノロジーはバイアスを解決できるのか?|『TECH BIAS -テクノロジーはバイアスを解決できるのか?』トークイベント:全体レポート 越境的未来共創社会連携講座(通称Creative Futurists Initiative、以下CFI)」は、国立大学法人東京大学が、ソニーグループ株式会社と協働し、東京大学 大学院情報学環に2023年12月に設置されました。2024年11月24日(日) に、第一回の成果発表展『TECH BIAS -テクノロジーはバイアスを解決できるのか?』(展示は11月23日(土) 〜 25日(月)まで)とともに、トークイベントを開催しました。第一部では各展示内容について、プロジェクトに携わったメンバーからプレゼンテーションを実施。第二部では、研究プロジェクトのテーマ「Tech Bias(テックバイアス)」に関して、ゲストスピーカーを招待し、パネルディスカッションが行われました。(※) 記事中の所属・役職等は取材当時のものTEXT: Akihico Mori PHOTOGRAPH: Kaori Nishida PRODUCTION: VOLOCITEE Inc.目次: クリティカル、クリエイティブ、そしてコラボレーティブ 聴こえないのは誰なのか? scored?…